どーもHanaminです。
今日はお酒について少しお話します。
皆さん日本酒の古酒はご存じでしょうか?日本酒通の方でなければあまり知られてないかもしれませんね。通常の日本酒はできてすぐ出荷されますからね。
できてからすぐ出荷されるため日本酒はフレッシュ感を味わえるという所が、一つ特徴としてあります。一方で古酒はその反対で、できてから専用の貯蔵樽等で数年ねかします。
これから古酒の特徴をいくつかご紹介いたします。
日本酒造りの各工程段階でに出荷する夏酒、ひやおろし等は今後のブログで紹介しようかと思います。
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古酒は長期間熟成することで色や香り、味わいの変化を楽しめるお酒です。長期熟成酒研究会という所では「満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒」と定義されております。
ただ、古酒に関してはラベルへの表示規定がないため、独自のルールや定義づけの中で長期熟成させた日本酒を古酒とも呼んでおります。
私個人的な感想ですが、大体数年経過したお酒を古酒だとか熟成酒とか呼んでますね。
肥前屋オンラインショップ熟成タイプ
古酒は種類や熟成方法、熟成年数によって3タイプに分かれます。
- 「濃熟タイプ」 本醸造酒、純米酒。熟成温度は常温熟成。熟成を重ねるにつれ、照り、色、香り、味が劇的に変化、風格を備えた個性豊かな熟成古酒。
- 「中間タイプ」 本醸造酒、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒。熟成温度は低温熟成と常温熟成の併用。低温熟成から常温熟成へ、またはその逆の貯蔵法により、濃熟タイプと淡熟タイプの中間の味わいを実現した熟成古酒。
- 「淡熟タイプ」 吟醸酒、大吟醸酒。熟成温度は低温熟成。吟醸酒の良さを残しつつ、ほどよい苦みと香りが渾然一体となった、幅のある深い味わいの熟成古酒。
色、香り、味わい
- 「琥珀色」
- 「熟成香」と呼ばれる特徴的な香り、甘く濃厚
- 甘味、酸味、旨味など、熟成によってより深い味わいに変化
個人的には紹興酒に近いです。紹興酒の方が甘いですが、味覚は人それぞれなのでご興味あれば飲んでみてください。熱燗も大変お勧めです。温めると米の旨味が口の中で広がり、体もポカポカしてきます。熱燗で飲む場合は鍋料理が大変あいます。お試しあれ。
最後に
古酒の写真をあげておきます。
達磨正宗干支ラベル(寅)
”自家熟成酒”というお酒があります。まあご自宅でビンを開けずに常温又は冷蔵でねかせておいて数年経過したら飲むお酒です。こちらは熟成酒通には邪道ですが、新酒と熟成したお酒の飲み比べは面白いですよ。
もしかしたら名酒を熟成したら値が上がるかもね。ご自身で熟成させるのであれば温度管理や日が当たらないで保管する等、良くお調べしてから熟成させてください。保存状況が悪い場合は品質を落とします。
お試しあれ。
ありがとうございました。
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