ど~もHanaminです。@hanamin999
今日は日本酒のご紹介を少しします。
銘柄は花巴というやつです。
ちなみに花見に持って来いのお酒です。
花巴の酒蔵紹介
1912年紀伊半島の中心・吉野川を臨む六田(むだ)に美吉野醸造株式会社の蔵を創業。
千本桜で知られる奈良吉野で豊かな自然の恩恵を受け、手造りだからこそできる「米の旨味が伝わる酒」を醸しております。
こちらの酒蔵の特徴の一つとして
「吉野の風土に寄り添い、伝わる酒」(Close To The Climate Of Yoshino)
と蔵のホームページに記載されております。
地元吉野の自然風土に寄り添って、米や発酵の質や文化が伝わる酒造りをしたいと考え、単にお酒を造って販売するだけではなく、飲み手に吉野の風土を感じて頂くことや風土が生み出すお酒を知って頂く事ことを願っており、飲むだけでお客様の腑に落ちるようなお酒ができるよう、日々精進しているそうです。
お酒を飲んで風土を感じるって、難しいですよねww
皆さんは、お酒飲む時に風土を感じますか?あと造り手の事等を想像した事がありますでしょうか?
そもそも、土地とか作業内容や作業工程を知らないと、想像する事すら難しいでしょうね汗
吉野の風土とは
紀伊半島は山深い地域が多く、保存食文化とそれを備蓄するという生活風土が古くから根付いております。
で、吉野地域は、山深く雨も多くじめじめした環境のため、感想や燻製は向かず、塩漬けの保存文化が発達しました。漬物やみそ・醤油といった塩漬けと発酵を利用した醸造文化は、紀伊半島で発展したといわれております。
他に有名な郷土料理として柿の葉寿司があります。こちらも鮭を塩漬けにして酢飯と共に殺菌効果がある柿の葉にくるんで押し寿司にし保存性を高めてあります。
吉野では日常食の漬物から、ご馳走である柿の葉寿司まで、先人たちの生活の知恵の中から生まれる保存食が食卓を飾っております。
お酒造りに関しては、一種のカビである麹も多湿の恩恵を受け、繁殖しやすく、力強い麹となります。麹が強いため米がよく溶け、発酵が進むと酸が発生します。
酸が発生するという事は、強い麹を使用している証拠で、酸を嫌っている酒蔵もあり、このことを隠す所もあるそうです。
美吉野醸造では酸と米の旨味を同調させ、伝統製法の持つ乳酸とニュアンスをかりる事で、お酒に多種多様な表情を出し、酸が悪者ではないという事を表してます。
この方法が、吉野でしか生まれえない風土に寄り添う酒造りと考えているそうです。
花巴
千本桜で全国的にも名が知られる吉野山。その吉野の桜はほとんどが山桜になります。
「花」は、そのヤマザクラ
「巴」は、そのひろがりを意味しております。
最後に
花巴に関しては全てを紹介しきれていないですが、写真の花巴は濁り酒で是非、花見とかに持っていくとウケが良いと思います。
花巴は水酛造りが特徴としてあります。生酛より古い酒造法ですので、また今度水酛造りをご紹介します。
気になった方は是非飲んでみてください。
ありがとうございました。
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