【投資初心者】株の仕組みや儲ける方法を簡単に解説 前編

Finance

どーもHanaminです。@hanamin999

インフレ状態で金利の引き締め、ウクライナとロシア間での戦争があり株価が大変ですね。

そんな時だからこそ長期投資であれば買い時だと思います。

株式投資についてもう一度ご紹介します。

但し自己判断、自己責任でお願い致します。

株式

株式とは、企業がビジネスを行う上で必要な資金を集めるために発行するものです。

企業は新商品を開発したり、社員に給料を払ったり、オフィスや工場の設備を購入・清掃したりするなど資金が必要になります。

この資金を投資家から株式を発行するという形で集めて、ビジネスが成長したら保有株数に応じて利益を還元する仕組みとなっています。

つまり、株式とは会社の所有権の一部で、投資家は資金を出すことで「企業の経営者の一人」になれるのです。

株式会社の特徴

先ほども紹介したように、株式は企業が投資家から資金を集めるために発行し、利益が出た場合に還元するものでした。

株式会社は、その株式によって資金を集め、主にその資本を用いて経営を行う会社です。

企業がビジネスを行う上で必要になる資金を集めるためには、株式を発行すること以外にも銀行からお金を借りる方法があります。

資金を集める方法として株式を発行する場合と、銀行からお金を借りる場合の違いは何があるのでしょうか?

返済は必要か

株式を発行して資金を調達する場合、返済の義務がないので、経営が苦しくても株式を発行して食いつなぐことができます。

そのため、企業側からすると長期的な視点で安定した経営ができるというメリットに繋がります。

また、株価が上昇すると、さらに株式発行数を増やすことができるようになり、資金調達が行いやすくなります。

一方、銀行から借り入れて資金を調達する場合は、ビジネスが上手くいっていなくても、期間内に定められた金額を返済しなければなりません。

また、新たに資金を調達するためには、担保が必要になります。

株式を発行するには、担保が必要ではないので、ここにも大きな違いがあると言えます。

利益は会社に帰属するのか

株式を発行して資金を調達する場合、利益が出た場合は配当として株主に分配をすることが多くあります。

これは担保もなしに出資してくれたお礼の気持ちとして出すものではありますが、配当金を出す以上、利益が100%会社帰属するわけではありません。

一方、銀行からお金を借りる場合は、期間内に返済できるのであれば、利益の使いみちについては触れられません。ただ、借り入れを行う場合は資金の使途を銀行へ伝える必要はあります。

そのため、利益は全部会社のものになります。

また、利益とは少しずれますが、株式を発行している以上、株主の意向に沿った経営を行わなければなりません。

株式の半数以上を持たれてしまった場合、自分が設立した株式会社の社長の座を追われてしまうというケースもあるのです。

株式売買の仕組み

企業が株式を発行した後、その株式を購入するためには、どうしたら良いのでしょうか?

その企業と直接売買するわけではなく、一般的には株式は証券取引所(株式市場)を通じて売買がされています。

株式売買ができる時間帯

株式の売買ができる時間帯は決まっております。

例えば、日本で一番大きな証券取引所である「東京証券取引所」では、9時~11時30分(前場)と、12時30分~15時(後場)が株式売買できる時間帯です。

他の時間帯であっても、注文を出しておくことはできますが、実際に売買が成立するのは上記の時間帯のみです。

また、売買できる曜日も平日(年末年始を除く)に限られており、土日や祝日には取引はできないので、注意しましょう。

株式売買が成立するために必要なもの

株式売買が成立するためには、買い手と売り手の希望価格が一致する必要があります。ちなみに一致した時を約定と呼んだりします。

例えば買い手は安く買いたいからと言って、800円で取引されているものを200円で提示しても、誰も売ってくれません。

株式市場には多数の売買注文があるので、以下で説明する3つの原則に基づいて取引を成立させています。

  1. 価格優先の原則…値段がもっとも高い買い注文であったり、値段がもっとも低い売り注文から順番に株式売買の取引を成立させる原則のこと。
  2. 時間優先の原則…同じ値段で買い注文や売り注文が出たときには、早く発注したものから順に成立させていく原則のこと。
  3. 成行優先の原則…価格と時間が同じ場合は、価格を指定せずに出している成行注文が先に成立し、その後で売買価格を指定する指値注文が成立する原則のこと。

上記の3つの原則に従って株式売買は成立しているのです。

後編へ続く、ありがとうございました。

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